インプラントが高い理由は?費用や入れるメリットを紹介
2025年10月09日
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にあります、インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院の歯科助手・管理栄養士の三好です。
今回はインプラントの費用とメリットについて!
「インプラントって高いって聞くけど、なんでそんなに費用がかかるの?」
「同じインプラントでも医院によって金額が違うのはなぜ?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、インプラントが高い理由とその費用の内訳・治療のメリットについて、詳しく解説していきます!
これから治療を検討している方が、安心して判断できるようお手伝いできれば幸いです。
◾️インプラントの費用
「実際、インプラントってどのくらいかかるの?」と気になる方も多いと思います。
一本で約30万〜40万円が相場
インプラント治療の一般的な費用は、1本あたり30万〜40万円前後です。
この中には、インプラント体(人工歯根)、上部構造(かぶせ物)、手術費、術前の検査費などが含まれます。
ただし、お口の状態によっては追加処置が必要になる場合もあります。
追加処置による費用の変動
骨や歯ぐきの状態は一人ひとり異なります。
骨の量が足りなかったり、歯ぐきが薄い場合は、インプラントを長持ちさせるための土台づくりが必要になります。
・GBR(骨誘導再生法)
骨の高さや厚みが足りない場合に、人工骨や再生材料を使って骨を増やす治療です。
インプラントをしっかり支えるための地盤づくりのような役割を持っています。
・FGG(遊離歯肉移植術)
歯ぐきが薄い方に行う処置で、他の部分から健康な歯ぐきを移植します。
これにより、清掃性が向上し、歯ぐきが下がりにくく長持ちする環境が整います。
・CTG(結合組織移植術)
見た目や強度を高める目的で、歯ぐきの内側の組織を移植する方法です。
自然なラインを再現したい方や、審美性を重視する前歯の治療でよく選ばれます。
・サイナスリフト(上顎洞拳上術)
上あごの骨の厚みが不足している方へ、上あごの骨を増やすために骨の下に人工骨を入れる処置です。
インプラントをしっかり支え、長く安全に使うために行います。
これらの処置を行うことで、インプラントの安定性や見た目が大きく向上します。
うえの歯科医院のインプラントの治療費用
うえの歯科医院で行われているインプラント治療の費用についてはインプラント料金表をご覧ください。
◾️インプラントが高い理由
「なぜ、ここまで高いの?」と感じる方のために、主な理由を3つに分けてご説明します。
保険が適用されないため
インプラント治療は、保険が適用されない「自費診療」です。
むし歯治療などのように保険がきかないため、材料費・設備費・技術料などを医院が自由に設定します。
ただし、その分高品質な材料や技術を選べる自由があり、患者様の希望や状態に合わせた最適な治療が可能です。
インプラントの素材が高いため
・純チタン・チタン合金を使用
インプラント体には、純チタンまたはチタン合金が使われています。
これらは生体親和性(体に馴染みやすい性質)が非常に高く、骨としっかり結合する特性を持っています。
また、チタンは腐食しにくく、長期間体内にあっても安全な金属です。
医療用として厳しい基準をクリアしているため、素材コストも高くなります。
検査や手術に使う機材が高額なため
インプラント治療の成功には、正確な診断と安全な手術環境が欠かせません。
・高精度な検査・シミュレーション機器
- CTスキャン:神経や血管の位置を3Dで確認
- 手術ガイド:コンピューター上で最適な埋入位置を設計
- 専用手術器具:ミクロン単位で調整可能な精密器具
これらの機器は非常に高価ですが、患者様の安全と治療精度を守るための投資です。
最新設備を導入している医院ほど、費用が高くなる傾向にあります。
◾️インプラントの医療費控除について
「高いけど、少しでも負担を減らす方法はないの?」
そんな方に知っておいてほしいのが医療費控除制度です。
医療費控除額は最高200万円
1年間で支払った医療費が10万円を超える場合、確定申告を行うことで所得税が軽減されます。
インプラント治療も、この制度の対象となります。
医療費控除の対象条件
・1年間での医療費が10万円以上の場合
年間の自己負担額が10万円を超えた分について、控除が受けられます。
・自分・配偶者・親族のために支払った医療費の場合
自分だけでなく、家族の治療費も合算できます。
詳しくは国税庁の公式サイトをご覧ください。
◾️インプラントを入れるメリット
「高いけど、それに見合う価値はあるの?」
実はインプラントには、費用以上のメリットが多くあります。
見た目が良い
セラミックなどの人工歯を使うことで、自分の歯とほとんど見分けがつかない自然な仕上がりになります。
笑った時に金属が見えないのも、嬉しいポイントです。
長持ちする
しっかりメンテナンスすれば、10年〜20年以上使用可能といわれています。
一度の投資で長く使えるため、結果的にコストパフォーマンスが高い治療です。
自分の歯に近い感覚で噛める
ブリッジのように隣の歯を削る必要がなく、自分の歯に負担をかけません。
しっかり噛めることで、食事を楽しめるだけでなく、全身の健康維持にもつながります。
まとめ
インプラントが高いのは、贅沢な治療だからではありません。
安全性・精密さ・長期的な健康への投資だからです。
うえの歯科医院では、歯周病専門医によるインプラント治療を行っており、
カウンセリングや費用のご相談も丁寧に対応いたします。
「費用が気になる」「自分に向いているか知りたい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
あなたにとってベストな選択を、一緒に考えていきましょう

【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
済生会東部病院共同診療医