インプラント治療は医療費控除が受けられる?申請方法や控除額を解説
2023年12月10日
皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の高橋です。
12月になって、寒さもどんどん増してきましたね!
今年も、もう終わりに向かっていますが
やり残したことはないですか?
私は、ふるさと納税の申請やり残してます 笑
今回は、インプラントの医療費控除についてお話しします
申請の予定の人も、インプラントをやろうか悩んでいる人も
ぜひ、読んで参考にしてください
目次
◾️医療費控除とは?
◾️年収ごとに解説!インプラントの医療費控除でいくら返ってくる?
◾️インプラントにおける医療費控除の申請方法
◾️インプラントの医療費控除についてよくある質問
◾️まとめ
目次
◾️医療費控除とは?
では、まず医療費控除とは
というところからお話しします。
医療費控除とは、所得控除の1つです。
1年間にかかった医療費が10万円以上(ただし、総所得金額が200万円未満の人は、総所得金の5%)を超えた場合に受けられる制度です。
対象となる場合は、確定申告時に申請を行うことで、還付金を受け取ることができます。
医療費控除は、自分が医療機関を受診した場合だけでなく、扶養家族の医療費についても計算に入れることができます。
◾️計算方法を解説!インプラントの医療費控除でいくら返ってくる?
医療費控除で、還付金は収入によって異なりますので、
簡単にですが計算方法をお伝えします。
医療費控除額は最高200万円です。
◇医療費控除の計算方法
医療費控除額=実際に支払った医療費の合計額ー「保険金などで補てんされた金額」ー「10万円」
こちらの計算方法で金額を出すことができます。
「保険金などで補てんされた金額」とは、
出産育児一時金、健康保険などで支給される高額療養費などです。
「10万円」とは、
医療費控除額は課税所得が200万円未満の場合は、総所得額の5%、200万円以上の場合は
10万円が引かれます。
還付金は、医療費控除額×所得税率で計算できます
◇医療費控除金額の目安
年収ごとに大体の計算の目安をだしてみます!
インプラントは60万円、自由診療のため医療費給付は0円として計算してみましょう
①年収200万円
60万円-0円-10万円= 50 万円
医療費控除対象額は50万円になります
還付金は 50万円×(所得税 10%)=5万円
で、5万円です
②年収400万円
60万円-0円-10万円=50万円
医療費控除対象額は50万円
還付金は50万円×(所得税 20%)=10万円 です
③年収600万円
60万円-0円-10万円=50万円
医療費控除対象額は50万円
還付金は50万円×(所得税 20%)=10万円 です
④年収800万円
60万円-0円-10万円=50万円
医療費控除対象額は50万円
還付金は50万円×(所得税 23%)=11.5万円 です
⑤年収1000万円
60万円-0円-10万円=50万円
医療費控除対象額は50万円
還付金は50万円×(所得税 33%)=16.5万円 です
◾️インプラントにおける医療費控除の申請方法
医療費控除申請の際に、必要な書類があります。
◇必要書類
・確定申告
・医療費の領収書(5 年間の保管が必要)
・健康保険の医療費のお知らせ
・給与所得の源泉徴収票
これらの書類が必要になります。
◇申請方法
医療費控除を受けるためには、翌年に確定申告を行う必要があります
確定申告とは、1月から12月までの1年間の所得を確定し、
納める税金を申告することです。
医療費控除の明細書を所得税の確定申告書に添付をして、
管轄の税務署に提出します
◇申請期限
申請期限は、2月16日〜3月15日までの間です
還付申告は、医療費控除もその年の翌年1月1日から5年間は申告が可能です。
◇注意事項
扶養家族も医療費の対象になりますので、忘れずに申告が必要です
この時、家族の中で一番所得の多い人が
申告する必要があります
◾️インプラントの医療費控除についてよくある質問
◇分割払いでも医療費控除は受けられる?
分割払いでも医療費控除はうけることができます
その場合、その年のうちに支払った金額分が、医療費控除の対象の金額になります。
例えば、60万円の医療費のうち、40万円を今年支払ったならば
その40万円が医療費控除の対象になります
◇無職でも医療費控除は受けられる?
今現在無職であっても、1月以降に働いた時期があり、
源泉徴収を受けていて所得税を支払っている場合は、医療費控除が受けられます
1月1日〜12月31日までずっと無職で所得税が発生しない場合は、
医療費控除は受けることができません
◇通院時の交通費も合算できる?
自家用車での通院のガソリン代、駐車場利用料、有料道路の利用は
医療費控除の対象にはなりません
公共交通機関の運賃は、対象になります。
運賃については、いつ・誰が・どの医療機関にかかったかという
情報をまとめておきましょう
◾️まとめ
今回は、医療費控除についてまとめました。
申請には期限がありますし、提出する書類もいろいろあるので、
無くさないようにしっかり管理するようにしましょう。
また、交通費の申請も対象になるので、忘れずに記録することが大切です。
控除が受けれるとなるとインプラントも少し、ハードルが下がりやすいですね
予め、インプラントの見積もりを出してもらって、
控除金額も確認しておくといいですね!
うえの歯科医院では、インプラントに関して専門の
トリートメントコーディネーターが在籍しています
相談の上で、治療に進めることができるので、
安心して、治療を受けることができます!
お気軽にご相談ください!
【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医
済生会東部病院共同診療医